舞台
ここ数年間ご無沙汰してしまっていたコンサートです。 昨年の7月にピアニストの中村紘子さんがお亡くなりになってしまい、そのメモリアルとしてのコンサートでした。 こんな事になるのであれば、ちゃんと昨年のコンサートを聴いておけば良かったと後悔です。…
数年前にコンサートでその歌声を聴いて、すっかりファンになってしまった森麻季さんのコンサートに出かけてきました。 今回はピアノの演奏が仲道郁代さんで、初めて聴きました。感想を一言で言うと、 「耳と眼の保養になりました」 です。お二人とも観姿も音…
私の中の公理では、 フレッドアステア=神 なのです。ガキの頃からアステアの映画は繰り返し観ています。 その中でもリピート率の1,2を争う作品がトップハットです。幸せなことに、この作品を現代に蘇らせた舞台を観ることが出来ました。 まさに夢心地の2時間…
我が家での正月の恒例行事です。 個人的に昨年は諸般の事情により観劇出来なかったのですが、今年は無事に出かけることが出来ました。 毎度おなじみの菊五郎劇団の通し狂言でした。 ここ数年見ている復活狂言とは違い、話の筋は素直にしっかりとしていまして…
我が家の大切な年中行事、今年も無事に出かけることが出来ました。 記録を見たら、8年連続でめでたく初日を見ています。今年は2年ぶりに菊五郎劇団の復活狂言でした。 個人的には、その日に見る芝居の話が1本であるの方がすっきりするのでこの形が好みです。…
一年越しで観に行けたお芝居です。 昨年の3月17日(確か)の切符を持っていたのですが、震災で流れてしまったものです。1ヶ月ずれましたが、今年にほぼ同じ配役での再演です。片岡仁左衛門丈は本当に悪役が似合いますね。片岡仁左衛門丈の魅力全開のお芝居でし…
今回はチケットの発売日初日に国立劇場のサーバーがダウンしてしまった様子で、なかなかチケットが買えずに少々肝を冷やしましたが、運良く買え今日を迎えました。例年であれば、尾上菊五郎一座の芝居がかかるのですが、今年は松本幸四郎丈です。 私が初めて…
これ、リア充って言うんですか? 電脳空間の中だけでしかやり取りをしたことの無い方の、ライブを聴きに出かけてきました。 彩さんというアーティストです。 中目黒のこじんまりとしたライブハウス〜楽屋〜でのライブでした。 とても抜けの良い透明感のある…
尾上菊五郎一座の復活狂言です。 国立劇場45周年の記念講演の第一弾として、この一座での芝居になったようです。 ここ数年は、大体お正月にやっていた座組です。原作は曲亭馬琴、明治の初め以降再演されておらず、今回新たに脚本し、新作歌舞伎としてのお披…
仁左衛門の渋さに憧れ、愛之助の凛々しさに痺れ、孝太郎の可愛らしさに微笑まされた観劇となりました。2年前にも観に行ったのと同じ(ほぼ)演目、同じ(ほぼ)配役でした。 演目は、 一.雨の五郎 二.義経千本桜 下市村茶店の場 釣瓶鮓屋の場 でした。 雨の五…
音楽の力で気持ちは如何様にも変わります。 いい音楽を聴くと、いい気持ちになれます。 悩みがあろうとも、確実に快方に向かわせてくれます。 こんな事を実感するコンサートに行って来ました。 学生の頃よりの友人が参加しているゴスペルグループ〜Anoited m…
3月の観劇が流れてしまい、半年のブランクが空いてしまった久々の観劇、大満足でした。 現代の歌舞伎界が充実しているのか、私が幸運なのか、観に行って後悔したことがありません。 今回の役者さんは私にとって初めての方ばかりでしたが、何れの役者さんも上…
今年で6年目の正月観劇です。 親の洗脳が効いている娘も参加です。家計的にはしんどいぜ〜。毎度同じ身に菊五郎劇団による復活狂言でした。 ストーリーは・・・・上手くまとめることが出来ません。 歌舞伎らしいと言えば歌舞伎らしい、俳優の演技と舞台の華…
舞台を観ていると、実際に演じている俳優自身と、その演じられている役の人格とがごっちゃになってしまうんです。 私の場合、ちょっと脳が緩いところがあり、舞台を観ていると思い入れが強くなりすぎてしまうのです。こんな特性をもった私が観ていると、舞台…
幸四郎の勧進帳、良いのですよ。 私がわざわざ宣言するまでも無く、良い俳優の良い芝居です。松竹の毎年恒例夏の巡業で、幸四郎の勧進帳があります。昨年は熊谷まで義経千本桜などを観て、4年前は立川で勧進帳を観たシリーズです。なかなか割安で助かる巡業…
歌舞伎俳優の底力を見せつけられた。昨晩は外で食事をして、ちょっと遅めの帰宅となりました。 丁度ETVで歌舞伎をやっていたので、かりんとう(安物だけど美味かった。出来したぞ、嫁。)をつまみつつ眺めていました。舞踊「六歌仙容彩」と言う演目で、キレと…
劇場が持つ表現力を見せつけられました。いや〜参った。 今年の菊五郎劇団は宙乗りあり、水がありのとてもダイナミックな舞台でした。今回の舞台では、松緑と菊之助が素晴らしかった。 松緑は年を追うごとに加速をつけてその存在感が大きくなっていく様です…
初めての仁左衛門。久しぶりの愛之助。 いずれも期待を遙かに超える良い舞台でした。夏の時期に公立の文化会館を巡業するする松竹大歌舞伎が熊谷であり、それを観てきました。 演目は、 一、正札附根元草摺 二、義経千本桜 下市村茶店の場 下市村釣瓶鮓屋の場…
初めて団十郎を観ました。 ”さすが!”感の強い役者でした。声良し、姿良し、です。橋之助、福助も初めてでした。橋之助が格好良かったです。顔立ちが古風で、動く錦絵のようで絵になる舞台でした。いずれの話を歌舞伎らしいと言えば歌舞伎らしいお話でして、…
改めて、歌舞伎って役者を見るためのものなのだなと、つくづく感心した次第です。 話の筋は面白いのですが、その話そのものを大人が楽しめる程のものでは無いです。やっぱり役者を見るのが楽しいのですな。金さんとして振る舞っているときの菊五郎はカッコイ…
ブログ上ではあまりネガティブな事は書きたく無いのですが、観に行ってすごく後悔してしまいました。退屈でした。全然、心が動くことが無くて、幕間で劇場を後にしてしまいました。 何でなんでしょうか?ダンサーの踊るテクニックがスゴイのは判りますが、な…
社会人のための歌舞伎鑑賞教室として企画された回を観てきました. この演目,平賀源内の作だそうです.才能が四方八方に向けられたスゴイ人だったのですね.土用丑の日のうなぎを考え出したのもこの人だそうです.肝心のお芝居は歌舞伎らしさのあふれた話と…
歌舞伎の解説が付いている一幕のみの公演でした.前半の歌舞伎の解説は,なかなか演出が凝っていて,歌舞伎の成り立ちから歌舞伎の基本的な流れまで楽しく学べる物でした.今までも幾度かこのような歌舞伎解説を見てきましたが,一番面白かったです.今回が歌…
今年も無事に国立劇場の初日のチケットを手に入れることが出来,観劇できました. 今年の本も復活狂言でして,とても現代風の演出がなされていて洗練された芝居を楽しめました. 配役の都合でしょうが,菊五郎の存在感がちょっと薄かった様な・・・・・ その…
久しぶりの歌舞伎観劇でした. いずれの演目も初めて観るものでしたが,相変わらず歌舞伎は面白いです.「平家女護島」での幸四郎の演技は本当にすごい.見終わった後すっかりこちらの体温が上がってしまいました.主人公の俊寛が意外に俗物であり,その心の…
お茶の先生をお誘いして,文楽を観てきました. 文楽は2回目の観劇でしたが,やっとおもしろく思えてきました.話の筋がしっかりして飽きることなく観られました.大変多くの大夫の方々出演されていましたが,どの大夫もとても上手い.あたかもその場にいる…
今年も無事に国立劇場の初日に出かけることが出来ました. 昨年同様,尾上菊五郎劇団による復活狂言でした.ストーリーを追うのが結構きつい芝居(つまらないとかではなくて,複雑という意味で)でしたが,とても楽しめました.第一のおすすめ点は舞台美術のす…
国立劇場で今日の1日だけの公演であった,能と歌舞伎の2本立ての公演を観てきました.今年2回目の勧進帳です.初めは勧進帳の元となった能の「安宅」でした.これの抜粋らしいです. 初体験の感想としては・・・・・理解の仕方が判らない・・・・です.極限…
国立劇場で公演中の彦山権現誓助剣を観てきました.2週連続での歌舞伎観劇です. 主人公の六助に中村梅玉丈,相方のお園に中村芝雀丈でした.歌舞伎鑑賞教室としての演目に選ばれるだけにとても筋のわかりやすいおもしろい芝居でした. いつも同様イヤホンガ…
全国の公民館を巡業している松本幸四郎の勧進帳を観ました. 初めて観た歌舞伎が勧進帳であったので,2回目です.松本幸四郎はすでに800回目を優に超える弁慶です.筋が頭に入っているので演技そのものに集中して観ることが出来ました. いやぁ〜上手い. 当…