2011-01-01から1年間の記事一覧
フランクフルトに引き続き訪れたケルンでの記録です。○ケルン・ローマ・ゲルマン博物館 ローマ人がケルンを支配していた頃の遺物が展示されている博物館です。 館内を歩いていると、ここはローマか?と思ってしまうほど、ローマ時代っぽいものが大量に展示し…
フランクフルトで巡ってきた美術館・博物館の記録です。○シュテーデル美術館 友人らの情報では、工事中ではないかとの事でしたが、確かに工事中でした。 こんな素敵なポスター(にしては巨大)のかかる橋を渡って、矢印にしたがって歩くと、まるで建築現場事務…
ケルンの大聖堂に負けると劣らない、初体験感一杯の美術館でした。2007年にオープンした新しい美術館との事です。 美術館の外装から、作り込みの凄さをひしひしと感じる美術館です。本当に必要最低限の要素だけで構成した様な空間で、ある意味異様です。 心…
私のこのブログ、大変訪問者が少ないのですが、その奇特な方々で最もシェアの高い検索キーワードが、 "ルフトハンザ"+"ビジネスクラス" なのです。数年ぶりにルフトハンザのビジネスに乗ってフランクフルトまで来ました。 今回の機材は、A380です。お名前は…
これ、リア充って言うんですか? 電脳空間の中だけでしかやり取りをしたことの無い方の、ライブを聴きに出かけてきました。 彩さんというアーティストです。 中目黒のこじんまりとしたライブハウス〜楽屋〜でのライブでした。 とても抜けの良い透明感のある…
ケチな私に取っては珍しくリピートで訪れた展覧会です。 もっとも、初回は知人のお伴で内覧会を見せていただいたのですが、その罪滅ぼしの意味もあり、再訪です。 今日は山下裕二先生の講演があり、運良く倍率が2倍の抽選に当たり拝聴することが出来ました。…
長年の夢のひとつが今宵叶いました。 浜省兄ぃのライブに行きました。 過去3回ほどチケットの購入を試みて落選していたのですが、今年は幸運にも買うことが出来ました。 しかもアリーナ席です。 今年最大の期待をもってこの日を迎えました。 しかし・・・・ …
建築家が為すべき仕事の総量に目がくらむような隅の隅まで、設計者の意志が降り注がれているような空間でした。 エントランスに続くスロープから一見して谷口氏の設計と判る端正な佇まいの建物です。 金沢生まれの哲学者・鈴木大拙の考えを伝え、観覧者自ら…
尾上菊五郎一座の復活狂言です。 国立劇場45周年の記念講演の第一弾として、この一座での芝居になったようです。 ここ数年は、大体お正月にやっていた座組です。原作は曲亭馬琴、明治の初め以降再演されておらず、今回新たに脚本し、新作歌舞伎としてのお披…
願望全開の出張でやって来ました。 あこがれの土地、京都です。 関東もんには眩しいですね。 今回のお宿は、四条駅を出てすぐのからすま京都ホテルです。 少し酔って帰ってくるには、いい場所にあります。しかも1Fにはスターバックスもあり、酔い覚まし用の…
谷中界隈で開催中のart-Link 上野-谷中2011のイベントであります、「お茶!Live」の行の茶会と真の茶会に参加して来ました。 何れのお茶会もとても印象深い体験となりました。※お茶席で写真を撮ることは憚れましたので、駄文のみにて失礼致します。 「行の茶…
人がモノを見る営為の不可思議さ、分かっている様で全然分かっていないその仕掛そのものの存在を改めて体感させてもらえました。 一見すると、人が見えている様そのものを忠実に再現した様に思えますが、実際の眼の中で起きている光学的作用では決して知覚で…
仁左衛門の渋さに憧れ、愛之助の凛々しさに痺れ、孝太郎の可愛らしさに微笑まされた観劇となりました。2年前にも観に行ったのと同じ(ほぼ)演目、同じ(ほぼ)配役でした。 演目は、 一.雨の五郎 二.義経千本桜 下市村茶店の場 釣瓶鮓屋の場 でした。 雨の五…
いいものに満たされた展覧会です。 こうしたものに囲まれた暮らしはさぞかしと快適なのだろうな、と思いました。当然陶器の作品が多いのですが、濱田が使っていた身の回りの道具類にとても魅力を感じました。 洋服であったり家具であったり。 何れも、その組…
昨日の東京新聞夕刊でこの展覧会を知りました。 模写。 これまで気にしたことはありませんでした。観に行って良かったです。 恥ずかしながら、源氏物語もよく知らないし、書も読めないし、正直言ってそこに描かれているコンテンツを全然咀嚼できません。 た…
人の最大の興味対象は、やはり人なのでしょうか。THE BODY〜究極の身体、完全なる美 このサブタイトルが誠にしっくりと来る展覧会でした。壺、皿、ブロンズ像、大理石像、等いろいろなメディアを通して、人体の表現が溢れていました。その出来映えにはただた…
音楽の力で気持ちは如何様にも変わります。 いい音楽を聴くと、いい気持ちになれます。 悩みがあろうとも、確実に快方に向かわせてくれます。 こんな事を実感するコンサートに行って来ました。 学生の頃よりの友人が参加しているゴスペルグループ〜Anoited m…
やまと教―日本人の民族宗教 (新潮選書)作者: ひろさちや出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る美術館でさまざまなモノ〜特に日本の文化財〜を見ていると、どうしてもその意味などを知りた…
ちょっと不思議な縁で、根津美術館で開催中の展覧会〜名物刀剣の内覧会にお誘い戴き、拝見して来ました。 今回の展覧会に合わせて増設されたと言う、ファイバー照明の効果もあって、刀剣の美しさに満ちた会場です。 刃紋を始めとする刀剣の様子が本当に良く…
私が一人で出かけるときは、宿に関しては割と贅沢します。 家族で行くと、その出費が3倍になるので、一気に経済的な方法を探します。短い夏休みをとって、草津温泉に行こうと思い立ち、上記の方針に則り宿を探しました。 ありましたよ。凄いところが。 素泊…
世の中、自分自身がおぼろげに認識しているよりも、はるかに多様です。 そんな事が感覚に満たされる芸術祭です。 正直、作家さんが考えているであろう世界感や伝えようとしていることの殆どは理解出来ていないと思います。 ごめんなさい。 それでも、きれい…
お題の通り、伊万里の名品を眺めながら、やきものの勉強が出来る良い展覧会でした。染付、色絵、濁手などの言葉とその実際の整合が取れる様になりました。 特に柿右衛門様式の作品群にお気に入りがいくつかありました。 今日のトップ賞は鳳凰花鳥文十角鉢と…
知人からチケットを戴いたので、絵か彫刻かも知らずに観に行きました。 すごい仕事量の方だったのです。 世間知らずで、ごめんなさい。フレデリック・バックが2才の頃に描いた絵に始まり、アニメーションの製作に至までの画業の集積を一堂に会した展覧会でし…
国宝・重文率98.9%のフレーズは伊達ではなかったです。 全然密教に関して知識を持たない私にも、あちらこちらの作品に引っ掛かってしまい、時間不足になってしまいました。展覧会の構成は、 第一章 空海-日本密教の祖 第二章 入唐求法(にっとうぐほう)-密教…
ちょっとした、きっかけが重なり、限りなく道楽に近い京都出張に出かけて来ました。訪問先の方の気遣いで、7月15日に京都を訪れることになりました。 出かける間際になって知ったのですが、この日は祇園祭の宵山だったのですね。 知らなかったが故に、嬉しさ…
昨年に西武ドーム前にあるゆり園の存在に気がつき、それ以来気になっていました。 そのストレートな名前の通り、ゆりばかりの森です。霧雨が時折降る今ひとつな天気でしたが、少しだけ薄暗い森の中では雨に濡れた花の色がより際だって感じられいい感じでした…
3月の観劇が流れてしまい、半年のブランクが空いてしまった久々の観劇、大満足でした。 現代の歌舞伎界が充実しているのか、私が幸運なのか、観に行って後悔したことがありません。 今回の役者さんは私にとって初めての方ばかりでしたが、何れの役者さんも上…
見終えた後に、不思議と体中に気力が満ちてくる、ユンケル的な展覧会でした。 ずいぶん評判が良かったので、張り切って出かける前から芸術新潮を買ったりして、十分に盛り上がった状態で出かけて来ました。 特設サイトや雑誌を見ている限り、 「濃いなぁ〜、…
学生の頃から、英語は(に限らず)とても苦手であります。 それでも、最初の会社でドイツ人と仕事をする事になり、英語で会話をしなければならない状況に陥り、苦戦しながら今日に至っています。 今の仕事では、日常的に英語で発信する機会はそれほどをありま…
昨年の暮れに近所(歩いて40秒くらい)の所に畑を借りました。 タダで。借りただけで何もしていなかったのですが、桜が散った頃に漸く、耕し始めました。今は、ジャガイモ、トマト、なす、オクラ、ピーマン、明日葉、を植えてあります。さすがに元々プロが使っ…