大阪市立東洋陶磁美術館

以前に、九州国立博物館に当館の所蔵品を展示するための専用照明器具を作った事があります。
直接のやり取りは無かったのですが、随分と照明に関して細かい指示があったように記憶しています。

ずっと訪問してみたかった美術館でして、ようやく時間を作って観に行くことが出来ました。

今回は企画展として、「幻の名窯、南宋修内司官窯」展が開催されていました。

見つかった窯の後から出土された青磁を修復したものが展示されていました。
解説などよると、その様な所に破壊された状態にされていたものは、その窯の品質を満足出来なかった製品群だそうです。
その様なものでも、ここに展示されているように修復されたものを眺めていると、当然ながらいい眺めのものばかりです。
形は一旦壊されてしまっているので、少々目障りなところがありますが、その肌合いと色は飽かずに眺めれていられるものばかりでした。


そのまま常設展を見て回りました。
当然ながら、こちらは形が残っている逸品の連打で、「はぁ〜」とか「ほぉ〜」の感嘆詞が頭の中をよぎります。
ちょっと作品名を控え損ねましたが、いくつかの瓶の形と色に惚れ惚れしました。
少し前に訪問した韓国の国立中央博物館よりも楽しめた気がします。


展示は凝っていました。
一部の部屋では、展示ケース内に外光を導入させて質の高い光で陶磁器が鑑賞できる様になっていました。
また、照明も蛍光灯のベースライトにプラスして色温度の高いハロゲンランプを用いて照明しています。ここにもこだわりを感じました。
ハロゲンランプSOLUXでも使うと更に色が引き立つものと思われます。

あと、サービス精神旺盛なのが、回転式展示台です。
作品が回っていまして、全方向から観ることが出来ます。
物販店だと良くありますが、博物館で観たのは初めてです。
単純な事ですけど、観覧者側に寄り添っている感じがして、とても好感が持てました。

館でも展示の手法に関しては強いこだわりを持っているようで、ホームページも展示設備に関する解説が出ていました。
こちら

いいところです。